2019年夏以降の通信費はどうなるの?

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私たちの家計の固定費の一部門を占めるで通信費について書いていこうと思います。

2019年3月5日、国会で携帯電話料金の値下げを促す電気通信事業法改正案が可決されました。政府の狙いは、消費税10%で負担増を避けるために、通信各社に夏までに端末のセット売りを禁止します。総務省としては、これにより、端末代は高くなるが、通信代は安くなり、家計がやさしくなるよね!という論法を展開しています。

結果からして笑うのは大手キャリア3社(楽天は予測しがたい)ではないかと私は予測します。

大手キャリア3社+楽天

これらの企業は自前で通信網を構築しています。そしてこれから、5Gと今までよりも通信速度の速いサービスを展開していくでしょう。あくまでも想像になりますが、値段設定も、既存の基地局を5G化できる技術が実用化されればLTE回線に500-1,000円ほどの上積みのみで5Gを体感できるかもしれません。

格安キャリア

対してキャリアから回線を借りているmieoやIIJなどのMVNO(以下格安キャリア)は価格競争力で優位性を保てなくなるのではないかと思います。理由としては、夏に施行される端末代と通信代分割です。これまで大手キャリアは端末代を安くする代わりに月々の通信代を高くしてきました。しかし、大手キャリアの通信費が下がり、格安キャリアの料金システムと見劣りしなければ消費者は再び大手キャリアに戻っていくでしょう。しかも、5Gの通信網が格安キャリアで使えるようになるのは相当先の未来になるでしょう。そうなるとさらに料金を削るしか道がなくなり、体力のない中小格安キャリアは市場から撤退する可能性があるのではないかと思います。

そうなると、これまで、通信速度は多少は遅いけど安い、格安キャリアから早くて、品質も優先され、そこそこ安く優遇処置の多い大手キャリアに乗り換える消費者が多くなってくるのではないかと感じます。

夏以降に起こりそうなこと大胆予想

新品のiphoneが日本で全然売れなくなる

iphoneが日本でこれだけ爆発的に普及したのはappleのしたたかな販売戦略にありました。アップルはいわばステータスブランドなのですが、大手キャリアにものすごい販売ノルマを課しています。

通信キャリアにとってはiphoneを取り扱っているかいないかで、売り上げに大きな差が生じるためAppleを無下にできません。しかし、夏以降に実施される法律ですと、販売ノルマを達成するための『端末購入を条件に通信料を割り引く』といったプランが禁止されるので、iphoneが大手にとって販売の切り札ではなくなってしまいます。

中古のiphoneが日本で高くなる

新品のiphoneはどうしても10万円はする高額機器ですが、この金額を出す人はそうはいないでしょう。そんな人たちが次に考えるのが、中古iphoneです。特にiphone7,8,X,XR,XSが

もしかしたら現在の中古価格よりも高くなるかもしれませんね。中古iphoneの購入を考えている方はもしかしたら、今が買い頃かもしれませんよ。

中国系メーカーの躍進

これまでソニーサムスンスマホは大手キャリアで購入することができました。しかし、端末代と通信代が分離されれば、SIMフリー市場で鍛えられてきた

ファーウェイやオッポと戦わざるを得ません。しかも品質は申し分ないうえに圧倒的に安いです。そうなれば、世界のスマホ市場で戦えるソニーでさえも、

日本市場において大きくシェアを下げる可能性は低くありません。

 

以上の3点が夏以降に起きそうな現象になります。わたしも、現在iphone6Sを利用しているのですが、今回のニュースで新しいものに取り換えようか検討中です。